外壁塗装の実際の流れと
ポイント
ここでは、外壁塗装工事においての大まかな流れと注意のポイントを紹介します。
業者選定期間
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業者さんの一次選定
- 注意すべきポイント
- 最低でも3〜4社は比較しましょう!
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現地調査と見積もり提出
- 注意すべきポイント
- 業者さんの人柄を見極めよう!
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業者さんの決定
- 注意すべきポイント
- 補償内容・会社概要もしっかり確認!
塗装工事期間
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足場組み
- 注意すべきポイント
- 足場も技術の差が生まれます!
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外壁の洗浄
- 注意すべきポイント
- 洗浄も大切なポイントです!
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下地補修・調整
- 注意すべきポイント
- ここが甘いとすぐに劣化します。
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下塗り・中塗り・外塗り
- 注意すべきポイント
- 見積り通りの回数か確認!
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細部・付帯部の補正・点検
- 注意すべきポイント
- しっかり点検、疑問点は質問!
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足場解体・引き渡し
- 注意すべきポイント
- 最後まで気を抜かず、近隣にも気を配る!
上記が大まかな塗装の流れとなりますが、最も重要なポイントは以下の3点です。
- 塗装工事よりも業者選定に時間がかかる
- 現地調査は頑張って実施することが大切
- 近隣住人への配慮は必ず最後まで
①業者さんの一次選定
まずは候補となる業者さんを絞り込み、それぞれの業者さんに状況を詳しくお話しします。「工事の対象場所」「前回の塗装の状況と前回の塗装から何年くらい経過しているか」「希望の予算」「希望の終了時期」などを伝えます。行き違いの内容にメールやFAXにてご要望を伝えることも良いかもしれません。
②現地調査と見積もり提出
現地調査正確なお見積もりは、業者さんが現地をみてからでないと提出できません。現地を見ていない段階の見積もり金額は全くあてになりません。現地調査を実施して正確な見積もりと業者さんの人柄を見極めよう。
③業者さんの決定
見積もりと提案をしっかり比較して、依頼する業者さんを絞り込みます。補償や工事の内容など細かく聞いたら最終選定を実施して契約に進みます。
④足場組み
まずは高所でも安定した作業を行えるように足場を組みます。この足場が不完全だと、倒壊や転落の恐れがあるため、安全な足場の組み方に関して取り決めもあります。
⑤外壁の洗浄
外壁の汚れを取る作業に入ります。この作業を怠ると、この次の補修作業や塗装そのものにも影響を及ぼします。ここで外壁の汚れだけではなく、古くなった塗料も除きます。
⑥下地補修・調整
この過程で、外壁に入ったヒビ割れやはがれなどを補修します。外壁の種類によって工程は様々ですが、特に近年よく見られるサイディングという種類の外壁に使用されているシーリング材の交換作業は重要です。ここを怠ると、その上から塗装を施しても耐久性が持続しません。
⑦下塗り・中塗り・外塗り
これが塗装工事の本番です。外壁塗装工事において、この3工程を踏むことは基本中の基本とされています。つまり、塗装の作業を3回行うことは最低限行われることであり、この工程を1つでも飛ばすような業者は工事がずさんと言われるわけです。何故3工程が必要かと言うと、下塗りにより中塗り・上塗りを定着しやすくし、中塗りで塗装の色を出し、外塗りで仕上げとなるためです。
⑧細部・付帯部の補正・点検
塗りムラなどの補正に加え、破風板や雨どいなども塗装を行います。この付帯部の塗装も数回の重ね塗りを施し、より美しい仕上がりにします。
⑨足場解体・引き渡し
塗装が全て終了したからといって最後まで気は抜けません。この足場を解体する際に細心の注意を払っておかないと、万が一足場が倒壊したり部品が外壁に当たってしまったりすると、せっかくきれいに仕上げた塗装に傷ができるほか、その他の箇所の破損にもつながるためです。
これら全てでだいたい1ヶ月間前後の期間を要します。しかし、天候などの条件によって期間は変動するため、工事を依頼する際は完成までの期間にゆとりを持って臨みましょう。